【日経新聞のランキング】40代からの学び直し:専門家が選んだ役立つ資格
日本経済新聞が、専門家に依頼して、40代からの「学び直し」に役だつ資格を選んでいました。
男性も女性も40代からセカンドキャリアに向けて悩みだしますね。
昨今、男性の仕事と思われていたところに女性が参入したり、美容系は女性と思っていたら男性が素敵に働いていたり、ますますジェンダーレスな世の中になってきています。
ビジネススキルに関しても、40代に入ると男性女性の垣根がない。
30代ならまだまだ向上心をもって転職に向けた資格を目指せる。
ところが、40代になるとちょっと雰囲気が変わってきます。
しかし、諦めるのはまだ早い!!
40代でも取得を考えてほしい資格がいっぱいです。
ジョブ型雇用など新しい働き方が出てきている今、ビジネス環境の変化にもう少しついていくためにも、もうひと頑張り。
人生100年時代、いつまで働くかは分かりませんが、学び直して損なしの資格一覧です。
1位 中小企業診断士、690ポイント
活躍の舞台幅広い、国家資格です。
中小企業診断士は、経営者と一緒になって、経営課題を洗い出し、戦略をたてて助言を行う専門家。
企業を包括した視点で見ることができるようになり、そのスキルは勤務先でも生かすことができます。
2位 社会保険労務士、610ポイント
働き方の変化で需要増加中の国家資格。
採用から退職、公的年金や保険まで、とにかく労働管理全般を扱う仕事、社労士です。
人生100年時代で、年金受給、資産運用、承継などの相談にとても有効な資格です。
3位 ITストラテジスト、490ポイント
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進で活躍の場が広がっている資格です。
経営者目線でマネジメントを考える際、企業インフラからデジタルマーケティング、経営の戦略まで、今後の企業経営で最も有効な資格の1つです。
4位 情報セキュリティマネジメント試験、450ポイント
サイバー攻撃・トラブル対応だけでなく、情報漏洩などの内部からの不正も視野に入れて組織を守ることが考えられています。
安全にITを活用する部門全体の意識を高めて、何かあった際も適切な対応でトラブルを最小限にするための基本的資格になります。
5位 応用情報技術者、390ポイント
IT業界以外でもニーズのある、技術、管理、経営まで幅広い知識と応用力を必要とされる資格。
DXの促進が進んでいる現在、自社ビジネスを理解し、デジタル技術を取り込んで活用を広げることが必要になり、ますます活躍の場が広がりをみせています。
6位 ファイナンシャル・プランニング技能検定(2級以上)、370ポイント
生活資金から不動産まで、生活に欠かせない資産に関する専門家としての資格。
人生の質を保ったまま人生100年時代を乗り切るために、貯蓄や投資、相続の相談などの専門知識を持った人材が不可欠。
高齢者の増加にともない、需要はどんどん増えています。
7位 日商簿記検定(2級以上)、350ポイント
財務知識を証明できる伝統ある資格。
2級試験では、製造業のための工業簿記も出題範囲に入ります。財務部門だけでなく、会社の中で必用とされる場面が非常に多いため、あらゆるビジネスシーンで生かすことが可能。業種関係なく汎用性があり、上位資格のステップになります。
取得によって、大きく活躍の場が広がる資格の1つです。
8位 技術士、330ポイント
技術者には、もっとも権威のある国家資格。
21の科学技術分野(産業経済、社会生活の科学技術)に関する高度な専門性と応用能力が備わっていると、国により資格認定(文部科学省所管)する資格です。
メーカーを中心に評価が高く、会社への貢献度も高い資格になります。
9位 宅地建物取引士、320ポイント
不動産売買や賃貸契約など、不動産取引を進めるのに不可欠な国家資格。
近年、金融や流通、小売業でも需要が増えており、不動産業界以外でも重宝される資格となっています。
行政書士や社会保険労務士とダブルライセンスで活躍する人もいて、資格x資格の強みになります。
10位 ビジネス実務法務検定試験(2級以上)、300ポイント
企業取引で実際に用いられる法規則を網羅した実務資格です。
法務部門だけに限らず営業、販売、総務、人事など企業内のあらゆる部門で必要と法律知識の習得となります。
コンプライアンス(法令順守)が重要視されるなか、個人情報の取扱いや、企業のあり方を理解して対応できるスキルを証明できる魅力的な資格です。